
社会人になりある程度の年齢になると、素敵なパートナーがいれば結婚なども考えるようになる時期が来るでしょう。
最近は、結婚前に同棲するカップルが増えているようです。同棲をきっかけに、転職を考える女性も多いのだとか。転居に伴い、今までの職場へ通勤が難しかったり、パートナーとの時間などを増やすため、理由は様々です。
そんな同棲がきっかけの転職についての疑問をまとめてみました。
これから同棲をお考えている方、すでに同棲中の方、ぜひご覧ください。
面接で同棲を正直に話した方がいい?
一番同棲がきっかけで転職する人に多い疑問は「面接で同棲を伝えるべきか?」というものです。これは、本当に皆さん悩むようですね。
まず、面接先の職場に住宅手当があるのかどうかを調べましょう。
そこで、もし住宅手当が支給されるのなら、同棲をあえて言わないという人が多いです。
住宅手当は一人暮らしに支給されることが多く、同棲していることを伝えるとややこしくなることがあります。
一人暮らしとはっきり決まっている企業であれば、同棲している事実を伝えることで、住宅手当を受け取れない場合も考えられます。
そういったことから、住宅手当が支給される場合は面接時には伏せておくのもひとつの手段でしょう。
今後結婚の予定が具体的に決まっている場合、つまり婚約中の同棲であれば、面接時に同棲の説明と結婚予定の日取りを伝えておくべきかと思います。それをふまえて、面接官も判断してくれるでしょう。
面接官としては、同棲中なことも伝えてくれた方が良いという人と、婚約中以外の同棲にあまりいい印象をもたない人に分かれるようです。下調べをして、聞かれたら答えるのがいいかもしれませんね。
長く働くことを考えると、はじめに伝えておいた方がいいような気もしますが、人によって解釈は違うでしょう。
同棲を隠す場合の返答パターン
面接で同棲の事実を隠す回答をいくつかご紹介します。
同棲をきっかけに違う地域に転居した理由を聞かれた時
- 知人や親せきがいるためこちらの地域に引っ越してきた。
- 有名な場所や文化物などを挙げ、興味があることを伝える。
正社員からパートタイムへの転職の場合、理由を聞かれた時
- 少しゆっくり時間をかけて何事も楽しみながら頑張りたいと思ったから。
- 今後やりたいことを考えた時にパートタイムでもこの職種に就きたいと思った。
一人暮らしか聞かれた時
- 親元から離れて暮らしていると伝える。
- 一人暮らし歴を伝え、初めてではないことを伝える。
同棲の事実を伝えない時は、やはり嘘をつかなければいけないことがあります。それはしたくないという人は、やはり正直に事実を伝えるのがいいのかなと思います。
面接時に同棲のことを直接聞かれることはとても少ないです。
ただ、正社員から未婚でパートタイムに転職や、正社員を辞めて違う地域に転居してきた場合は、面接官も理由を聞いてくることがあるかと思います。
そのような場合に、自分で答えを備えておくといいでしょう。
正直に話す場合の返答パターン
上記とは逆の、同棲を面接官に話す時の返答はこちらです。
同棲をきっかけに違う地域に転居した理由を聞かれた時
- パートナーと将来を見据えて暮らすための転居だと説明する。
- この地域でパートナーと頑張って一緒に生活したいと思ったから。
正社員からパートタイムへの転職の場合、理由を聞かれた時
- パートナーと一緒に生活することになったため。
- 将来の事を考え、家庭の時間も持ちたいと考えたため。
一人暮らしか聞かれた時
- パートナーとの生活を始めたことを伝える。
- いつからパートナーとの生活を始めて今に至るか細かく説明しておく。
同棲を打ち明けた場合は、やはり正直に伝えられる分肩の荷が下りるような気持ちになります。
おそらく、同棲を伝えると結婚の予定を聞かれることが多いでしょう。
その場合に備えて、具体的な日にちが決まっていれば伝え、まだの時は日にちは決まっていないがいずれはと考えていることを伝えましょう。
同棲での転職はパートナーとよく相談しよう
今まで働いた職場を辞めて転職するのは、女性にとってもたくさんの不安があるでしょう。
同棲がきっかけなら、楽しみな分新しい生活がどんなものになるか想像がつかないところもあると思います。
実際に転職した人は、やはり最初は仕事と家の両立が難しかったこともあるようです。
筆者の私も、結婚を見据えた同棲をきっかけに転居し、転職した経験がありますが、慣れるまで3カ月ほどは大変な毎日でした。
住所が変わると様々な手続きが必要ですし、引っ越しの準備と就職活動を両立させながら、まだ前の職場でも働くというバタバタな生活になります。
もし転職を急がない時は、前の職場の失業保険を受け取ってから転職の活動をするのでもいいと思います。
いくら愛するパートナーでも、一緒に生活するとなると忙しさから気持ちがすれ違う事もでてくるでしょう。
転職はとても労力がいりますし、なかなか決まらなければ時間もかかります。スムーズに決まればいいですが、そうとは限りません。
そういった時にどうするのか、きちんとパートナーと相談しておくといいでしょう。
同棲は女性にとってとても楽しみがいっぱいだと思います。
転職も楽しいものになるように、パートナーと勤務時間や勤務地をよく話しあって決めましょう。
新しい生活が始まるスタートですから、たくさん調べて話し合って転職できるのがベストですよね。
まとめ
同棲をきっかけに転職する女性はここ近年増えています。
結婚前に同棲してみようというカップルが増えているため、20代以上のカップルには多いです。
同棲がきっかけの転職では、面接官に正直に同棲の事実を伝えるか迷う人もいるでしょう。
人や企業にもよりますが、一番は正直に伝えたらいいと思います。
その後も嘘を就くのは大変ですし、前の職場の退職理由や転居理由を聞かれることがあるでしょう。
ただ、住宅手当の関係もありますし、隠す人も少なくありません。
もし、同棲を隠す場合に退職や転居の理由を聞かれた場合はどう答えたら良いか、しっかり答えを用意しておきましょう。
同棲と転職が同時にとなると、楽しみが大きいでしょうが不安も多々あるかと思います。そういった時はパートナーの協力が必要です。
転職は人生を左右しますから、パートナーとよく相談して楽しい同棲・転職をしてくださいね。