
転職サイトを見ていると結構募集しているのが、女性営業職。
実際女性の営業職にセールス活動された人も多いことでしょう。
未経験OKの募集がほとんどで転職自体はしやすそうですが、営業といえばノルマが大変そう、知り合いに商品を紹介しなくちゃいけないから辛そうなど、マイナスイメージも多いのでは?
そんな営業職の実際を調べてみました。
女性の営業職の種類。オススメの働き方とは?
営業職は様々な業界で必要とされています。
営業の仕事内容は簡単に言えば、会社が取り扱っている商品を顧客に売り込むことです。
営業の仕事は顧客、商品、営業スタイルによって分類できます。
- 顧客:個人or法人
- 売るもの:有形商材or無形商材
(例:枕を売るのは有形商材、広告を売るのは無形商材) - 営業スタイル:新規獲得orルート営業
(すでに商品を買った顧客を回りアフターフォローをする)or深耕営業(既存の顧客からより多くの取引を取る)
営業への転職を躊躇してしまうのは、売るものにあまり需要がないのに新規の顧客を獲得するため嫌な顔をされるのを覚悟で営業をかけていかなければならないというイメージのせいではないでしょうか。
しかしルート営業なら新規顧客を獲得する必要がないため、未経験でも取り組みやすいです。
とくに大手メーカのルート営業ならお休みもしっかりとれ、残業も少ないですよ。
また、需要がある商品を売り込む場合もおすすめです。
例えば環境エネルギー関係の商品など、ニュース等で話題の分野。
お客様が関心を持ちやすく営業先で話を聞いてもらえる確率が高くなります。
営業職の悩み…ノルマはキツイもの?
営業職に転職しようと考えるとき、気になるのはやはりノルマです。
厳しいノルマを達成できず、上司に怒鳴られ、土日もまともに休めなかったり、家に帰れなかったり…そんな話を聞いたこともあるでしょう。
また、契約数に応じて報酬が払われるような会社だと、契約をとってこられなければお給料がどんどん下がり、最悪赤字になってしまう場合も。
しかし、逆に考えることもできます。
営業は実力があり契約をたくさんとることができる人にとっては、自由な勤務体制で高い給料を得ることができる職業です。
どんな会社でも納期や売上目標はあります。
仕事によってはどんなに自分一人が優秀でも、目標が達成できないようなものもあります。
曖昧な目標に向かって頑張らなければならないような仕事もあります。
それにくらべて営業は分かりやすい目標(ノルマ)があり、実力が給料に反映されやすい仕事です。
営業職ではコミュニケーション能力も社会人マナーも鍛えられます。
大切なのは、初めての営業職でもちゃんとコツを教えてくれ、成長を促してくれる職場を選ぶことです。
また営業職を募集している企業の中には優良な会社もありますし、ノルマを設定されなくてもすむ営業職もありますよ。
女性営業職に向いている人・向いていない人
女性営業職に向いている人
- 人とコミュニケーションを取るのが好き
- 前向きで少々の失敗でもめげない
- 気配り上手
- ビジネスマナーを心得ている
- 身だしなみが整っている
- 向上心がある
女性営業職に向いていない人
- 人の話を聞くのが苦手
(しゃべるのは好きだが、聞く力がない人はNG) - 失敗を引きずる
(営業は売り込み相手からひどい態度を取られることがよくあるので、いちいち気にしていたら続かない) - ストレスに弱い
- プライドが高い
女性ならでは!男性営職に無い強みとは?
消費者の視点を持て
ー日本の家庭では日常的な買い物から、家や車に至るまで女性がうんと言わなければ購入に至らないことはよくあります。
そのため営業は女性を納得させる商品説明をする必要があるのです。
同性の女性営業職ならば、消費者目線からの営業活動ができます。
相手との距離感を縮めやすい
女性はおしゃべりが好きな人が多く、男性に比べて話し相手として安心感があるので顧客との距離感を縮めやすいもの。
男女問わず顧客と親密になることができます。
多面的な仕事の計画を立てるのが得意
女性の脳は男性に比べ、様々な仕事を同時進行していくことに向いています。
特に育児、家事、仕事と多方面で活躍する女性は段取りをとって行動することが日常的に身についているはずです。
この能力は複数の訪問先を効率的に訪問したり、その合間に商品の勉強をしたりと様々な業務のタイムスケジュールを上手に管理する必要がある営業職にとても役に立つのです。
気配りが上手
女性は細かいところに目を配ることが得意です。そのため顧客の不満や疑問を上手にくみ取って、契約に結び付けることができます。
また何気ない会話から顧客の好みやパーソナルデータを把握し、会話を広げたり贈り物につなげたりすることもできるでしょう。
メンタルが強い
家庭と仕事を両立させることが求められる女性はメンタルが強いもの。
子どものことや義理の両親との関係など様々な問題の中で生きているため、ちょっとした困難にはへこたれない強さがあります。また営業は結果さえ出せば、時間の都合がつきやすい仕事でもあります。
そのため、定時退社を目標として仕事時間内にちゃんと結果が出せるよう頑張る女性は多いです。
女性で営業に転職するなら登録しておきたい転職エージェント3選
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こちらの条件を丁寧に聞き取ってくれ、無理な転職を強要されることがないのでキツくない営業職に就きたいという人は相談してみましょう。
営業への転職は能力を高める好機!転職エージェントを活用しよう
営業職といえば、辛い、ノルマが厳しいというのが不安材料ですが、一度実力がつけば高いお給料が望め、コミュニケーション能力も身に就く職業でもあります。
女性の営業職は求人も多い仕事。転職先として一度検討してみてはどうでしょうか。
初めての営業は不安、ノルマが厳しくないところが良いなど悩みがある場合は、転職エージェントを使って、希望の条件に当てはまる会社を探してみるとよいでしょう。