OA事務とは

現役として活躍中の方も、産休・産休その他の理由で休職中の方も、転職を考えた時に候補の一つとして挙がるのはデスクワークではないでしょうか?

必要以上に人とコミュニケーションをとる必要がなく、一日中忙しなく動き回ることも少ないため、今までの職業と真逆の業界で働きたい方には最適だと言えます。

数あるオフィス系職種の中でも、男女問わず人気を集めているのが「OA事務」の仕事。
今回はOA事務の仕事内容や求められるスキル、求人の探し方など、皆さんの気になるポイントをまとめて解説します。

事務職の代表格!OA事務の仕事内容

オフィスワークといえば真っ先に思いつく事務職。その事務職の中でも代表格として知られるのが「OA事務」です。

OA(オー・エー)とは「Office Automation(オフィスオートメーション)」の略であり、「パソコンや多機能コピー機を使って行う業務」という意味があります。

つまり、これまでは紙面及び手作業だった事務作業を、コンピュータ技術を利用して電子化・自動化することを指します。OAスキルの発達によって、事務作業は飛躍的に効率化されました。業界・業種にかかわらず、ほとんどの企業において需要がある仕事なのです。

OA事務の主な仕事内容

◆Word・Excel・PowerPoint等を用いたデータ入力
◆資料作成・文書作成
◆資料のファイリング
◆電話・メール応対
◆来客対応

OA事務と一般事務の違いとは?

事務職とひとくちにいってもさまざまで、OA事務の他にも一般事務・営業事務・経理事務・医療事務・人事・総務など細かく分けられています。OA事務と一般事務は兼業することも多く、求人でも同じ枠になっている場合があります。

OA事務と一般事務の大きな違いは、「OA事務にはパソコンスキルが必須」であるということ。先述した通り、「Office Automation」というだけあってパソコンでのデータ入力は避けて通れません。

一般事務でも最近はパソコンスキルが求められますが、電話応対や来客応対などの雑務が目立つイメージがありますよね。「パソコンに関してまったくの無知」「とにかく未経験OKの職場が条件」という方は一般事務や受付の求人に興味を持つことでしょう。

しかし、今の時代において「パソコンを一切触りたくないけれど事務職に就きたい」というのはかなり無謀なこと。

「PCの基礎スキルを身につけてから応募する」、もしくは「これからOAスキルについて勉強していく」という気合・やる気がないようではどんな企業にも歓迎されないと言っても過言ではありません。

OA事務に有利な資格やスキルが知りたい!

OA事務に応募するのに特別な資格は不要です。しかし、「オフィス系ソフトの基本操作ができること」を必須条件にしている企業がほとんど。

「自分のPCスキルが実際に通用するかわからない」「今後のために目標を持ってスキルを磨きたい」といった方々にオススメなのが「MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)」の資格です。

MOS資格を取得することで、下記のオフィス系ソフトを扱えるようになり、自身のOAスキルをアピールできるようになります。

Word(ワード)

◆文章の入力・文書の作成及び管理
◆表(テーブル)・グラフ・図形・画像・特殊文字の挿入・編集

Excel(エクセル)

◆テーブル・グラフの作成・編集
◆関数(SUM・SUMIF・VLOOKUP等)を使用した資料作成
◆データのソート・検索・抽出・計算

PowerPoint(パワーポイント)

◆文字・図形・イラストを用いたスライド資料の作成
◆既存ファイルの編集・訂正

Access(アクセス)

◆テーブルデータの作成・編集
◆データベースの管理・構築

Outlook(アウトルック)

◆電子メールの作成・受信・送信
◆電子メールの情報管理

MOSではこれらソフトの一般的なスキル、つまり基本操作をマスターできます。
スペシャリストよりも上級資格なのは「マイクロソフト・オフィス・エキスパート」ですが、一般スキルを問われた場合はスペシャリストでも十分にアピール材料となります。

OA事務の求人をスムーズに探すコツ

保育の現場からOA事務を目指す場合、ほとんどの方が「事務職未経験」に当てはまります。まったくの異業界・異職種にチャレンジする不安はあるかと思いますが、未経験OK・初心者OKの求人を探し出すコツはあるのでご安心を。

OA事務の求人探しは、転職支援サービスを活用するのがベスト。転職支援サービスでは仕事探しや企業選びのアドバイスだけでなく、キャリアアップに関するカウンセリングやスキルアップのサポート、資格取得支援も行っています。

また、普通の求人サイトには掲載されない非公開求人が見つかるのも大きなメリット。少しでも良い条件で転職したい方は見逃せないサービスが満載なのです。特に未経験での転職や初めての転職活動ならば、プロのアドバイザーの意見はしっかりときいておくべきです。保育士・幼稚園教諭として働いた経験を活かせる何かがきっと見つかりますよ。

おすすめ転職支援サイト ベスト2

求人探しに欠かせない転職エージェントを、オススメ順にご紹介したいと思います。転職支援サイトはそれぞれに特色が異なるので、いくつか比較して自分のニーズに合ったサイトを見つけましょう。

type転職エージェント

近年ぐんぐんと知名度を上げている転職支援サイト。
なんと、typeを通して転職した人の71%が年収UPに成功しているというのだから驚きです。労働力に見合わない低賃金が問題となっている保育業界……せっかく転職をするならば、typeの力を借りてできるだけ高収入&好条件で転職をしたいところです。

typeのキャリアアドバイザーはあらゆる業界に精通した転職サポートのプロ。キャリアプランの相談から求人の紹介、応募書類の書き方・面接アドバイスまで全力でバックアップしてくれます。

DODA

日本最大級の取扱い求人数と利用者数、抜群の知名度を誇る転職エージェントサービス。DODAの強みは「中途採用の求人が豊富である」こと。未経験転職を歓迎している企業の求人が数多く揃っているのです。

女性の転職サポートにも力を入れているので、キャリアアップ・スキルアップを試みる女性も必見。女性が活躍できる職場環境・長く安定して働ける企業の情報をゲットできるので要チェックです。

転職もOA事務も「効率のよさ」が重要

デスクワークの定番・事務職の中でも絶大な支持を誇る「OA事務」。
一般事務とは違い、採用試験ではパソコンの基本的な操作ができる人材が求められます。

オフィス系の職種に憧れている保育士さんや幼稚園の先生が、今から転職活動をスタートするならPCスキルを磨いておいて損はありません。本格的にOA事務を目指すならMOSの資格取得も視野にいれてみましょう。

新しい職場探しは転職支援サービスを活用することで効率化が図れます。それはまさに、手作業だった事務業務が「OA化」したのと同じこと。
プロのアドバイスを得ながら自分にとって本当に必要な情報を入手し、テンポよく転職活動を進めていきましょう。

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